つくばカンパニーのえりさ

劇団クリエは、旗揚げ以来、ひたちなか市で活動していましたが、縁があって、2006年につくばでワークショップを始めました。

えりさは、このワークショップに参加しました。中学2年生でした。

以来、大学受験の時に1回お休みしただけで、ずっとつくばでの公演に参加して来ました。えりさの、中学、高校、大学という青春時代は、クリエと共にあったと言っても過言ではないと思います。

やがて、インプロにも出会う彼女は、心を解放しきって表現することの大切さを学び始めたようです。

前回「ごんぎつね幻想」のゴン、今回「おやゆび姫」のネズミのおばあさん、どちらも好演してくれました。

いつも、周囲に心を配り、カンパニーの発展のためにも尽力してきてくれました。

演技、ダンス、歌唱、そのどれもがどんどん変わっていっただけでなく、カンパニーの一員としての居方の変化も目を見張るものがありました。

そのえりさが4月から社会人になり、5月に配属が決まりました。

何と、福岡勤務です!!!

役者としてもカンパニーの中心的存在としてもとてもとても大きくて大切な存在ですが、つくばを、そしてクリエを離れることになりました。

私たちは、笑顔でえりさを送りだしたいと思います。

えりさを見て育った後輩たちが、きっと、後を継いでくれることでしょう。

彼女が居ない分、みんなが頑張っていかなくてはと思ってくれたなら、それはとても嬉しいことです。これを機会に、残ったメンバーが成長してくれるに違いありません。

明日は、Miracle JETのインプロライブがあります。

お客様のご予約も沢山のようです。

えりさの、つくばでの最後のショーです。大いに楽しんでくれたらいいなと思っています。

また、夏休み、ひたちなかの公演の後、冬休みなど、えりさが戻って来て、ショーが出来たらいいですね。

それを願って、明日は上原も応援に行きます。

写真は、明日の会場と、その入り口です。