幅広い年齢層が一つの舞台を作る奇蹟

すっかり秋を感じるこの頃ですね。

昨日、ひたちなか公演の反省会がありました。

運営面、公演全体の反省の後、役者たち一人一人が、どんな思いで稽古に、そして本番に臨んで来たか、語ってもらいました。

役者たちの言葉の一つ一つに、それぞれの年齢と経験、そして今置かれている環境など、様々なものの中で、精いっぱい役を演じ、感じ、舞台に立ったことが感じられました。

下は小学2年生から、上は、ベテランの役者さんまで、年齢も親子以上に違います。

人生の中での経験もそうですが、舞台経験もすごく違います。

そんな人々が30人も、同じ衣裳を身に付けて歌う、オープニングのM1。

子供の足りない部分を大人が補うとか、大人が子供を見守るとかではなく、それぞれが、一人の役者として、精いっぱいの表現をしています。

ジョバンニとカムパネルラは、つくばは大人が演じました。

ひたちなかは、中学生と高校生です。

どちらも、それぞれの良さがあります。

そして、つくばで、えりさとえみちゃんという、感性豊かな大人が演じたからそこ、それを受けてのひたちなかの二人があったと思います。

子供だから出来る表現、いえ、子供でなければ出来ない表現があります。

その逆も勿論あります。

一人一人の個性もあります。

感じるものも違います。

それらを、上手く引き出し、全体をまとめていく、演出家の手腕がすごいと思います。

 

 

そして、精いっぱいの表現をする一人一人がすごいと思います。

よく、本番を観てくださったお客様から、「みんなキラキラしていて素敵だった」というお言葉をいただきます。

きっと、ここは、幅広い人々が一つの舞台を作る奇蹟の場所なのでしょうね。

反省会での役者たちを見て、そう思いました。

下の写真は、反省会の後、色紙にそれぞれのメッセージを書きあっている所です。

残務、片付け、掃除などは、まだまだありますが、「銀河鉄道の夜」に出演した「役者」としては、これで、終了です。

皆様、大変お疲れ様でした。