作品を深く掘り下げる

いよいよ、公演が近づいて来ました。

土曜日、南吉研究家の小野敬子さんのお話をみんなで聞きました。

上原はその場にいなかったので、どんなお話が伺えたのかわかりませんが、南吉の人となりについて、ごん狐という作品で南吉が伝えたかったことなどについてお話を頂いたのではないかと思います。

稽古の合間にごんの故郷の半田市に行ったメンバーもいます。

そして、こんなコメントをくれました。

M1の歌やダンスがここで生まれたんだなと実感しながら矢勝川から権現山を見ました。
今回は、ごんぎつねという作品を越えて、南吉の背景に触れられたことが1つの大きな収穫でした。

また、半田市の観光協会のブログにも、今回の公演のことを掲載して戴いたそうです。彼女たちから、とても熱いものを感じてくださったからでしょうか。

http://ameblo.jp/handa-kankou/entry-11824629089.html

あるメンバーの台本の歌詞は、朱で大事な言葉が囲まれています。

納得する歌い方が出来なくて、台本の歌詞を読んでみたと言っていました。

今回の作品の中の一つ一つのナンバーも、なぜ、ここにこのナンバーが入っているのか、

このナンバーの中で、もっとも大切な言葉は何か?それをどう表現するか?なぜ、このセリフがあるのか、そして、それを伝えるためにはどう表現しようか?などなど、一人一人が考えて欲しいと思っています。

最近、稽古の合間にそれが垣間見えるようになってきて、みんながこの作品を大切にしてくれていることを感じています。