こども合宿

今年の夏休みは、何故か、いつもよりも忙しく、恒例のこども合宿も、ギリギリで決まり、参加者も少なめでした。

それでも、お盆前の2日間、歌、歌、夕飯、花火、お泊り、歌、昼食、歌

というスケジュールで、実のある楽しい合宿になりました。

ホントに歌ばかりですが・・・・・・

こども合宿は、子どもたちだけで、クリエのスタジオにお泊りするという企画です。

お父さん、お母さんは一切入らない合宿です。

子どもたちがクリエに参加するようになって間もなくから、ずっと続いています。

なので、15年以上続いています。当初は、子どもたちも伝統やつながりがまだありませんでしたので、異年齢の子どもたちの交流や、少しでも大人に追いつくための合宿でした。

今では、子どもたちの中でも10年も続けている子もいたり、年齢の違いからくるお互いの違和感もなくなり、合宿の意味も変わってきています。

ただ、いつでも、子どもたちは「お泊り」に特別なものを感じています。子どもだけのお泊りは、特にワクワクします。

夏休み中ですし、この日は、特に消灯時間は設けていません。

こわい話をしたり、小さい子が寝た後に中学生だけで話し込んだり。

そして、もう一つの楽しみは、先生の作るご飯です。

カレーと唐揚げ、ベーコンチーズおにぎりが特に人気です。

美味しさのひみつ?かどうかはわかりませんが、いずれも、作り方を教えて欲しいと言われるので、ちょっと書いてみますね。

カレーは、大体、前の食事が終わったら作ります。

雲仙クリーンポークをたっぷり入れて作ります。今回は1.5Kg。

大鍋で作るのも美味しくなる理由の一つかなあ。

セロリを細かく切って入れます。

もちろん、にんじんも入れます。

よ~く煮込みます。煮立ったらひざかけにくるんでおいてもいいですよ。これでも充分です。

じゃがいもは大きいです。これが美味しいといいのですが、なかなか香りの良いじゃがいもに当たらないのです。火を止める時に入れます。これで、食べる前に温めてルーを入れます。

唐揚げは、十文字鳥というのです。

生姜、にんにく、醤油、酒に漬けておきます。大体一晩くらいです。

衣は、片栗粉と小麦粉にこの漬け汁を混ぜて、水を足してといたものを絡めます。

温度は結構高温です。

そして、ベーコンチーズおにぎり。

名前の通り、ベーコンとチーズのおにぎりです。

ベーコンは細く切って、油を入れずにいためます。

この時出た油をご飯に混ぜると美味しいのですが、健康にはどうでしょうね。私は混ぜていません。

ご飯に、ベーコンと、塩を混ぜて少しさまします。

ある程度温度が下がってから、チーズを細かく切って入れます。

あとは、にぎります。

すぐ食べる時はしっかりと、時間が経ってから食べるならふんわりとにぎります。時間が経つとご飯がしまるので。子どもたちから時々もらうおにぎり、固いのがあります(笑)

ママたちも、先生のカレー食べたい!!と言われてしまいました。

なかなかご馳走する機会がないのです。

写真は、いつもカレーを載せているので、おにぎりと思っていたら、だいぶなくなってしまった。

楽しいご飯も交えながら、参加した子どもたちは、最後までナンバーを歌いました。

テノール歌手の塩塚さんのお陰もあるけれど、みんな真剣に歌稽古をしているからだと思いますが、本当に声が出るようになり、歌えるようになってきていると思います。

歌は、元々才能がある人が歌うものと、ずっと思って来ましたが、音痴でも、歌は上手になることを、塩塚さんとのレッスンや、子供のソルフェージュ教育に長く携わって来たその成果をみることで、考えが大きく変わりました。

お盆休みが終わったら、8月中に2幕の振付が終わると思います。

制作面も本番に向けて大きく動いていますが、稽古もこれからどんどん作品が作り込まれていくと思います。

皆さん、お楽しみに!!