この週末のこと ― 広報会議、K君、つくばの稽古

まだ、お正月休みの延長上のこの週末。

4日は、広報会議開催。

広報チームは、子供の役者の父Tさん、大人の役者のY君が中心になって動いてくれています。

こちらは、広報に使う手段について考えたり、その資料を作成したりするチームです。

今までポスター発表を中心に活動してきましたが、今回は、それをきちんとした資料にして、様々な広報の場で使っていこうという話し合いです。

このチームのベースになっているのは、彼らのクリエに対する「熱い心」だと私は思っています。

せっかくいい活動をしている「クリエ」。資料を目にした方に、それをお伝え出来るような資料が作れますように。

その後は、ご飯タイム。

この時間も、クリエの活動の中では、大切な時間。

下の写真にY君と一緒に写っているのは、K君。

私が水戸駅の前で声をかけた青年です。

無銭旅行で、自分を極限の状態に置きながら、日本一周をしているそうです。

大阪を12月20日ごろ出て、大寒のこの時期、これから、北に向かうとのことです。

この日は、我が家で、会議にも参加し、クリエのメンバーと一緒に空腹を満たし、温かく楽しい一夜を過ごしました。

私の買い物の手伝い、掃除、そして夜中の2時半頃までかかって食器を洗い、片づけてくれていました。本当は疲れていて早く休みたかったにちがいありません。

次の日は、ほぼ一日寝ていました。

彼のことは、別の機会に書けたらいいな、と、思っています。

そして、5日は、つくばの今年の初稽古。

まだお正月休みの延長上でしたが、殆どのメンバーが、お休みしないで参加しました。

写真はストレッチをしている所ですが、稽古場が狭い!!愚痴ではなくて、メンバーが少しずつ増えてくれて、嬉しいのです。

M1が上がってきていて、このストレッチの後、間奏の部分の振付をしました。

私が席をはずして、しばらくして戻って来たら、まだ初めの同じ振りをやっていました。

自分の目の前の遠い所に空を感じて、その空に何かを感じる稽古をずっとしていたのです。

そう言えば、振りを付ける前にブラインドを開けて、外が見えるようにしていました。

1234、2234と体を一振りした振りの後、振付の美穂が、「どんな空が見えた?」と聞いて回っていました。

一人一人、年齢もバックグラウンドも違うのですから、見える空の色、感じるものが違ってもいいのですね。大切なことは、何かが「見えたり、感じたりする」ということなのですよね。そこが出来ていると、お客様に、何かが「伝わる」のですね。

これは、クリエがとても大切にしていることなのです。

形や技術も大切だけれど、心はもっと大切なのですよね。

そして、「空が見え、何かを感じることが出来れば、あとの振付はスムーズに行くから。」と美穂が言っていました。

この日は8小節くらいしか振付が出来ませんでしたが、音に合わせて踊ると、音に体が乗って空に思いを運んでくれそうな感じがしました。

金ちゃんの優しい音、

それをふわっと空に持って行くような美穂の振付、

いいM1になりそうです!!