初めての通し稽古 ― けんたろうさんにも入って戴いて

日曜日、初めての通し稽古。

けんたろうさんにも入って戴いて、やっと、全体が見えたかな。

その分、課題も沢山見えて来て。

ここから、演出家、役者それぞれの正念場ですね。

けんたろうさんは、みなさんもご存じの通り、元うたのおにいさん。

その歌声は、さわやかで温かくて、とても癒されます。

今回の役は、そんなけんたろうお兄さんではなくて、大人のけんたろうさん(うたのおにいさん当時から大人ですが)に、65歳の戸田成一を演じて戴きます。

実年齢よりも一回り以上年上の役です。

この役をけんたろうさんがどう演じてくれるか、とても楽しみです。

一方、劇団員たちは、今回、沢山の役を演じます。

場面ごとのキャラクターの切り替えや気持ちの切り替えなど、今までの作品とは違うものを求められています。

この辺も、楽しくもあり、難しくもあり。

そして、今回はひたちなかにある阿字ヶ浦海岸、ひたち海浜公園がある一帯などが話の中に出てきます。

今日期末テストが終わった学校の子たちは、ひたちなか巡りをしてきたそうです。

これは、役者のM子さんからのメールの一部です。

Hさんの車に乗って、キャラ設定などの話をしながら、つばさの塔を見て…ずっと行きたかった埋蔵文化財調査センターに行き…最後にみんなで阿字ヶ浦の海を見ながらM1を歌いました。

独りで行くよりも気づけたことがたくさんありました。

今度レポートにまとめて提出したいと思ってますので、お楽しみにしててください^^)

一人一人が台本の中の言葉を丁寧に読み込み、内容を掘り下げていく作業がこれから続きます。

舞台からお客様へ、沢山のメッセージや感動が届けられることを願っています。