リリーベール小学校の児童たちとリトルマーメードを観てきました

私が演劇講師をしていたリリーベール小学校では、毎年、子供たちが東京にミュージカルを観に行きます。今年は私も6年生と一緒にディズニーの作品リトルマーメード(劇団四季夏劇場)を観てきました。

ディズニーの素晴らしさは、夢や願いやあこがれがあることと、それを叶えてあげたいと祈り応援するものがいることだと、改めて思いました。しかも、それが、カニだったり、魚だったり、鳥や小動物だったり、自分自身は弱く小さいものが多いのです。決してヒーローやヒロインになることが無い彼らの存在が、実はとても大切なのですよね。

子供たちの成長を願うリリーベール小学校の先生方と、小さな彼らとが重なって、ほんわか心が温かくなりました。

学校は勉強しに行く所なので、「夢」や「願い」や「あこがれ」や「愛」って、以外に話題になりにくいように思うのです。でも、リリーベール小学校は、学校生活の中に、それらがぎゅっと詰まっているから、素敵です。

小学校時代は、子供にとっての「大人」は親と教師だから、この「大人」を信頼し、愛されていることを実感しなければ、人を信頼できる大人になれないと思うのです。

大人たちの愛の中で、子供は「夢」や「あこがれ」を胸にし、自分の能力は社会や人々のために生かされることを願うようになると、私は思うのです。

改めてそんなことを感じた観劇会でした。