2018年5月アーカイブ


「星の王子さま」が終わって2週間の、先日の日曜日、役者と子供たちのお母様方との反省会が行われました。

舞台、作品、その周りにある沢山の制作サイドの仕事・・・・・・

 

実務面での反省は、文字の通り実務ですので、目に見えやすいものです。

今回は、初めての3回公演、初めての前売り段階での完売、初めての自由席と指定席の併売・・・・初めてが沢山ありました。

不行き届きの点も多々ありましたが、関係各位にお詫びすると共に、次回に生かしていきたいと思います。

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出席者全員からも、この公演に参加しての感想などを述べてもらいました。

それぞれが、「日常」という現実の中で、人生の様々な面と向き合い、そして、「非日常」である作品と向き合った5ヶ月間でした。

その中で、心が折れそうになったり、仲間に支えられたり、頑張ったり、踏ん張ったり、何かを飛び越えたりしながら、成長した日々であったことが、そのコメントや表情の合間から感じ取れました。

 

だからこそ、スタッフは、この場に集う人々を「おはようございます!!」と爽やかな笑顔で迎えたいと思うのです。自分はどんなに疲れていても、ボロボロでも()。そして、皆から返される笑顔が、また、スタッフたちの活力になっていくのです。

稽古場とは、「日常」の「我」をしばし忘れ、「非日常」の中に身を置き、ひたすらに歌い、踊り、演じ、そして語る「場」なのだろうと、改めて思いました。

これを、家庭、学校や職場以外の3rd spaceと言うのだそうです。

 

 

今回は、稽古場の様子を全くお伝え出来ていないので、振り付けをしたばかりの頃の写真を掲載します。

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56日に、つくばカピオでの「星の王子さま」の幕を無事下すことが出来ました。

ご来場くださいました皆様、ご支援くださった皆様、ありがとうございました。

 

「星の王子さま」は、一昨年の秋に、ひたちなか公演「銀河鉄道の夜」の後から、私の頭の片隅で、構想や準備が始まりました。

昨年のつくばでの10周年記念公演の後から、本格的な準備を始めましたが、夏休みのフランスへの旅の後、忙しさで途切れてしまい、脱稿が年明けになってしまいました。

忙しさもあったのですが、物語の中の言葉の一つ一つがあまりにも意味深く、読めば読むほど、2時間の舞台作品としてまとめることが難しく思われたこともその一因としてありました。

脱稿までに時間がかかった分、作曲家、演出家、振付師には、時間的なしわ寄せが行き、それぞれが時間の制約の中で「産む苦しみ」を味わったと思います。

稽古場でも、クリエイティブスタッフの試行錯誤が続きましたが、役者たちは、それに良く応えてくれ、本番では、それぞれが「自分の表現」として演じてくれました。

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作品に関わるということは、作品を通して、自分自身が触発され、より豊かな表現の示唆を受け、内面が深まっていく楽しさを味わうということだと思います。今回、それをしみじみと感じました。

長い時を経て残っている作品(文学・音楽・美術・舞台など)には、それを読んだり、聴いたり観たりする私たちが、味わう度に、理解できることや感じとれるものが違っていく面白さや楽しさがあります。だからこそ、残っていき、私たちを豊かにし続けてくれるのでしょう。そしてそれを芸術というのでしょう。


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回の舞台をご覧くださった皆様のそれぞれの心に残るものがございましたら、幸いです。

 

ありがとうございました!!

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