2012年02月27日
 ■  小さい役者たち

今日は、本当にざっとですが、一幕を通しました。

通した後には、ダメ出し。


小さい役者たちも、ノートに書き込んでいきます。
これは、1年生の役者のダメ無しノートです。



たとえ子供でも、舞台に立つからには、一人の役者です。
稽古中に飽きてしまったり、文字が読めなくて周囲に迷惑かけたり、大人と同じには出来ないけれど、この作品の中で、小さい役者たちもきちんと生きていける様に、クリエィティブスタッフは作り込んでいきます。
その思いに応えられる様にと、小さい役者も頑張ってくれています。
幕が上がる時には、きっと、それぞれが、「一人の役者として」舞台の上に立っていてくれると思います。

ある子どもの役者のお母様が、クリエィティブスタッフのことを「決して怒らず、諦めず」と評してくださったことがあります。
稽古場は和やかに楽しく、求めるものは高く。

クリエの舞台は小さい役者もいますが、決して子供向けの作品でもなければ、発表会でもありません。
大人のお客様にも観て戴きたいですし、喜んで戴きたいと思って作品作りをしています。

1年生からクリエの舞台に立っていて、今大学生になったお姉の役者を見ながら、しみじみと思いました。
彼女の初舞台は、再演された「Sing a Song」でネズミの役でした。再演の「金色姫ものがたり」ではまた違ったネズミ。「あの空に向かって」では、当時初舞台だった1年生の手をひいて演じた、親を亡くした姉妹の姉の役。高校1年生の時の「風のコンチェルト」では、主役のニース。思春期の少女の心の揺らぎを演じる難しい役でした。そして再び「金色姫ものがたり」では、権太夫の家の長女キヨ役で、不器用だけれど優しく正義感の強い姉を好演しました。
その時、その時で、いいお芝居をしてきてくれたけれど、今また成長して、子供の時にも高校生の時にも出せなかったものを出してくれているなあ。成長ってすごいなあ。

今回のネズミ役や、ウサギ役、ムササビ役の子供たちは、どんな風に成長していくのでしょうね。

お客様にも、長い目で役者の成長を見守って戴けたら嬉しいなと思いながら、ダメ出しを聞いている小さい役者、お姉の役者たちを見ていました。

これは、びっしりと書き込まれた、お姉の役者のノートです。


投稿者 上原久栄 : 2012年02月27日 22:17

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コメント

役者兼広報部のえりさです。

小さい子、本当によく頑張ってますよね!!
それでも足りない部分を、周りの子供たちや大人がフォローしあっているっていうのがクリエのいい所

みんなで一つのことを成し遂げる楽しさってこういうことから生まれているんだなあ、と最近実感しています。


あとは元お姉(大学生)チーム!!
稽古の熱心さだけではなく、<気づき>がすごいんです!!
周りが困る前に、率先して、それを対処してる

気がつくと、掃除をしていたり、子供の台本に読み仮名書いてあげていたり、休んだ人や他の人の立ち位置を全部メモっていたり、休んだ子に振付を教えていたり、、、

それがもう当たり前になっているのですが、
ちょっと考えてみると、すごいことだなあって。

周りへの<思いやりのこころ>+気づき+行動=みんなが楽しめる、居心地のいい稽古場

となっているんだと思います。

特にひたちなかの二人の<気づき>がすごい!
あとは、小6の男の子たちや、IちゃんTちゃん姉妹なんかも、気づいて動いていて、驚かされます!
私も本当に助けられています。ありがとう。
同時に、私は、最近やっと<気づき>に気づきだしたので、彼らに負けてられないなあ~と。笑

いい公演にするために、楽しいカンパニーにするために、
<気づき>を大切にして、
あと2か月ちょっとの稽古頑張っていくぞ~~~\(^o^)/おー!

投稿者 えりさ : 2012年02月28日 15:22

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