2011年11月21日
 ■  忙しい日常の合間

ひたちなか公演が6日に幕を下ろして、その週の土曜日は朝から仕事、夕方からピアノのコンサート。

そして翌日は、午前中つくば公演のオーディション、午後は監査、夜は理事会。
朝8時半過ぎに家を出て、戻ったのが夜遅く。

1週間に2曲分の詞を書いて・・・・・
勿論、ピアノのレッスンをしながらです。

つぎの週の日曜(昨日)は、午前中総会。
午後はダンスフェスタにみんなは参加。こちらも行きたかったのですが、上原は、写真展に行きました。
夕方から、公演の荷物や衣裳の片づけ。
道具班にカレーをごちそうしました。
お皿を洗い終わったのが、夜中の12時半。

水曜日(勤労感謝の日)は、朝から教室でミニコンサート。終わったらすぐに電車に乗って東京へ。作曲家との打ち合わせ。
きっと帰宅は夜中ですよね。
でも、木曜日から1週間ピアノのレッスンはお休みします。

木曜日は学校に行って、一日授業。

金曜日は事務局会議。

日曜日は、つくばの追加オーディションと顔合わせ、初日の稽古。

その間に、つくば公演の台本書き。

公演が終わっても、まだまだこんな上原の日々です。


公演までは、あの大きな海を表した布が出来上がるかと、ドキドキしながら毎日毎日オーガンジーの布を大きな布に縫い付けていました。
お陰で、紅葉も目に入りませんでした。

つくばへの高速道路を走りながら、木々が色づいていることに気づきました。
ああ、秋ですねえ~なんて感慨深く景色を眺めていました。


昨日は、震災後初めて県民文化センターに足を運びました。
ここで開催されている写真展を観るためです。
文化センターと秋、沢山の音楽会の思い出と重なります。
その文化センターの大ホールは閉鎖中で、震災でガラスが割れたのでしょうか、窓のあちらこちらがべニアの板で覆われていました。


写真展では、12人のプロカメラマンの作品が展示されていました。
それぞれが個性的で、アイデンティティを持っていて、私にとっては、どれもとても新鮮でした。
次回つくば公演の台本の構想があたまから離れない日々。
これらの写真からも沢山のインスピレーションをもらいました。
自然の上に立つヒトの目線ではなく、自然の中の生き物の一つとして、生命を見つめてみたいと思いました。

忙しい日常の中、ちょっとした非日常が心身ともにリフレッシュさせてくれます。
ご案内をくださったカメラマンの田澤純氏に感謝です。

改めて、秋の空気をしみじみと感じてきました。



投稿者 上原久栄 : 23:48 | コメント (1) | トラックバック
2011年11月14日
 ■  役者の横顔 ― その⑤

<ホーキー家>

キッシュは、なかなか稽古に参加できないエドナと、毎週木曜日、クリエで一生懸命稽古しました。
実はまだ若いのです。23歳。
道具作り、器材運び、果ては電気工事まで、クリエの裏方として、本当によく働いてくれるので、助かっています。

エドナが稽古場に来ると、子供たちは歓声をあげます。
素朴で温かなホーキー家にぴったりなのです。

ポーリ、ハック、ピオは、ホーキー家の子供たち。
難しい役をよく演じてくれました。


<謎の人物 ゴート>

ゴートは演出家が演じています。
元々クリエの役者で高校生の時からクリエの舞台に立っています。
実は絵が凄く好きで、かつては、随分とデッサンも勉強したに違いありません。
15分くらいで似顔絵を描いてしまいます。
保育科出身で幼稚園の先生をやっていたこともあります。
なんて、殆どの人が知らないと思います。

投稿者 上原久栄 : 23:50 | コメント (2) | トラックバック
2011年11月13日
 ■  役者の横顔 ― その④

<オイラット家>

この家族は、つわもののような腕力も、博士のような知恵もない。
ただひたすら瑞宝を捜してまわる。

クマーナも学校の先生。5年生の担任。
体育の先生だそうで、とにかくパワーがある。
テニスやバレーボールと並んで、声が大きいのも得意技。
大鍋がよく似合う?

クマーナの妹サーガは、看護師の卵。
クリエ初参加です。
いつもかわいいお洋服を着ていて、よく似合っています。
子供たちは彼女のことが大好きで、たいてい誰かが手をつないでいたり、抱っこしてもらっていたりしています。優しいんですね。
今回は道具作りも手伝ってくれました。

プルル、ピルル、ミッケは小学生。
クマーナの子供役です。
みんな元気です。
クマーナ、サーガに引っ張られて、よく頑張りました。

投稿者 上原久栄 : 10:49 | コメント (2) | トラックバック
2011年11月12日
 ■  ゴートという人物

公演からあっという間に一週間が過ぎました。
沢山のコメント、メールを頂きました。ありがとうございます。

その中で、多かったのが、「ゴート」の人となり、その性格、みんなの前を去った後を問う内容のものでした。
それから意外なものとしては、「今の日本の政治家に観てもらいたい」という感想も複数いただきました。

ゴートは、確かに含みのある人物で、気になる方も多いようです。
子供たちも、「あの後ゴートはどうなったの?」「王子様がさがして皆の所に連れて来てくれたよね。」など、心配してくれていました。そうかも知れませんね。

ものがたりの背景や、経緯を語ることはあっても、登場人物について言い訳や説明は、実はあまりしたくないというのが、書いた人間の気持ちです。

そして、ゴートについては、ご自由に想像してください。と言いたい所です。

この国を追放になったゴートは、未だ海を小舟で漂っているかも知れません。
社会の波に乗れないというか、上手く生きていけない、ゴートのような人間は、現実にもいると思うのです。そのような人は、沢山の人が集まって何かを作り上げたり成し遂げたりする中にはいないのではないでしょうか。皆と一緒に新しい国を作っていく仲間には入れず、多分、ずっと世の中を斜に見て生きて行くのでしょうね。

結果的には、ゴートの行いが人々に自らの愚かさを気づかせてくれます。確かに匿名さんのおっしゃるように、もしかするとそれを彼が願って一連の行動をおこしたのかも知れませんね。


何度か同じ作品を観ていると、ふと、「もしかすると、この人は本当はXXなのでは?」などと思うことがあります。
ちょっとした俳優さんの目線や体の向きに、真実を見た様な気がして「あ、実は〇〇なんだ」なんて切なくなることもありますよね。

それが当たっているかどうかではなくて、そういうものを感じるのはむしろ自由で、ひとそれぞれいろいろに感じたり、考えたりしてもいいものだと思うのです。

投稿者 上原久栄 : 11:04 | コメント (1) | トラックバック
 ■  役者の横顔 ― その③

次に紹介しますは、博士たち。

ズーラ博士、ことなっちゃん。本業は学校の先生。
いつもチラシの絵を描いてくれています。
今回も、チラシの他に、パンフレットの挿絵、缶バッジ、Tシャツの絵も描いてくれています。
学校では6年生の担任。
きっと楽しいクラスなのでしょうね。

オウル博士も、何故か、やっぱり学校の先生。
3年生の担任とか。
そして、彼女は、ランナーでもある。
あちらこちらのマラソン大会に、市民ランナーとして参加している。
実は、けっこうおっちょこちょい。
オウル博士のクラスも、きっと楽しいクラスに違いありません。

シ―ラ博士は、6年生のAkko。
今回は、大人と対等にお芝居をしています。
身長もオウル博士とあまり変わりません。
いつも明るい笑顔で周囲を和ませてくれています。
我が家のポコが癌で足を切断すると聞いた時、彼女は、ベッドをプレゼントしてくれました。

ケシル博士、トーマ博士は、まだまだ9歳。
相当優秀な役。
頭が良さそうに見えるように、台詞の言い回しなど、工夫をしているらしい。
二人とも最近ダンスがメキメキ上手になってきています。気づいてくださったら嬉しいです。

投稿者 上原久栄 : 00:00 | コメント (1) | トラックバック
2011年11月11日
 ■  役者の横顔 ― その②

公演の前に紹介したかったのですが、間に合いませんでした。
観たあと、ああ、そうだったのか、と、思って戴いても面白いと思うので、続きを載せますね。


<つわものたち>

なかなか、面白いメンバーですよ。

大学院生のジャド。
大学生のモジャ。
中学生のバジョンとドウロウ。
小学生のグーグーとビード。
この6人でつわものチーム。

自称「つわもの」、恰好は強そうだけれど・・・・・、

ジャドは、大学院の2年生。就職も決まっていて、大学では何やら難しい工学系の研究をしているらしい。
劇団では、大道具の制作をしてくれたり、パンフレットの広告原稿の作成を一手に引き受けてくれたり、頼もしい存在です。
いつも周囲に年下のメンバーが集まっている優しいお兄さんでもあります。

モジャは大学生。何と、阿見町から通っています。
彼女は、15周年記念公演「金色姫ものがたり」では、タイトルロールを演じた、クリエにとっては大切な女優さんなのです。
今回は、モジャ・・・・・
凄い変身です。

バジョンとドウロウは、中学生の女の子。
羽根を背中に付けて軽やかに踊る、あのお付きの者たちと同世代です。
特にバジョンは、この役をやることで、こまやかな心に強さが加わったらいいな、と思っています。
ドウロウは、バジョンと対照的な性格ですが、この二人は大の仲良しでもあります。
二人共真っ直ぐで、ストーン!!とした気持ちの持ち主なのですよね。表現の仕方が違うだけなのかな・・・

グーグーとビードは、元気な小学生の男の子。
見ての通り、という感じです。
グーグーは学校では違うキャラらしいですが。

投稿者 上原久栄 : 00:01 | コメント (1) | トラックバック
2011年11月10日
 ■  「王家の瑞宝」のきっかけ ― 王様が言った言葉

王家の瑞宝を書いたきっかけになった歌手の美川憲一さんが言った言葉、そして、王様がこのお芝居の最後に言う言葉は
「大切なものを失うということは、新しく出発をするということ」
です。

この言葉が、心に残っていました。

確かに、私自身も大切なものを失った時は、それを引きずるのではなくて、そこを出発点にして来ました。少なくともそう努力して来ました。
失くした直後は、そんな気力などありません。自分の気持ちを支えて立っているだけで大変です。
それでも時間は同じスピードで過ぎていきます。そして、人は前を向いて歩いて行かなくてはなりません。

私よりも年上の美川さんが、「新しく出発をする」と言い、「私も頑張るわ」と言い残してその場を去ったのです。
これからまた、なにか大切なものを失う時が来ても、それは終わりではなく出発なのだ ―
その時命があれば ―
そう思ったのでした。

演出家が「宝探しの話がいい」と提案して、作曲家がオープニングのメロディの案を見せてくれて、美川憲一さんの言葉が私の心に再び浮かび、このお話が出来ました。
宝探しを通して、これを表現しようと思いました。


美川憲一さんのインタビューを聞いたのが昨年の暮れですから、勿論、震災の前です。
そして、このものがたりの台本を書き終えたのがなんと震災の2時間前です。
水戸市南町で仕事をしていて震災が起き、家に帰ると停電していて、「王家の瑞宝」の台本は、印刷途中で、瑞宝の文字が潮水に流された辺りで止まっていました。残りは、あと10ページ程でした。
やがて電気が通り、テレビをつけると、まず目に入ったのはあの津波の映像でした。
沢山の大切なものが潮水に流され失われたことに非常に驚き、自分が書いたことにそれが重なっていることに、ぞっとしました。

一時は、公演中止も考えましたが、今回、ワークプラザでこの「王家の瑞宝」を上演出来、沢山のお客様と作品を共有することが出来て良かったと思っています。

ご来場くださった皆様ありがとうございました。
皆さまの心に、少しでも生きる勇気がお届け出来ましたら幸いです。
また、チケットがなくなってしまい、ご来場できなかった方には心からお詫び申し上げます。

投稿者 上原久栄 : 00:47 | コメント (1) | トラックバック
2011年11月06日
 ■  ありがとうございました。

劇団クリエひたちなか 第20回公演が終了いたしました。

今回は、ひたちなか市文化会館が使用出来ず、ワークプラザ勝田の多目的ホールをお借りしての公演でした。
少々無理のある、この会場での公演でしたが、ワークプラザ勝田のスタッフの皆さまには、多方面に亘ってご配慮戴きました。
照明や音響、舞台設備も、可能な限り良いものになるよう、スタッフの方々に力を尽くして戴きました。

今回も沢山の皆さまにお越し戴き、ありがとうございました。
震災後の傷がまだまだ残る中で、この様に沢山の方々の拍手の中で公演が出来ましたこと、心から感謝申し上げます。

ありがとうございました。

投稿者 上原久栄 : 23:30 | コメント (3) | トラックバック
2011年11月04日
 ■  お礼とお詫び

いよいよ、明日は本番です。

1回目の公演のチケットは、完売いたしました。ありがとうございます。

昨日、12時の集計で、完売がわかり、各プレイガイドなどにも連絡を入れました。
それと前後して、プレイガイドに確認をしてからお買い求めに行ったにもかかわらず、ご購入出来なかったお客様がいらしたと伺いました。大変申し訳ございませんでした。更に、私どもにお電話戴いたようですが、対応も不十分で、お心を害されてしまったのではないかと、申し訳なく思っております。お名前もご連絡先も伺わないまま電話を切ってしまい、その後の対応も出来ませんでした。心よりお詫び申し上げます。

他にも、ご購入出来ないお客様が多数出てしまいました。大変申し訳ありません。

2回目 6日(日)10:30からの回も殆どチケットがありません。
3回目 6日(日)14:00からの回はまだ、多少の残があります。
もしも、こちらの回にいらっしゃれるようであれば、お早めにご購入ください。

当日券はお出しできない場合もございますので、必ず029-274-7701劇団クリエ、または090-2175-7359上原まで、ご確認ください。
ご連絡戴いた方のチケットはお取り置きしておきます。

いつも劇団クリエを応援してくださっている方々に、深くお礼申し上げます。
次回公演なども決まりましたら、HP上でお知らせいたします。
今後共どうぞ宜しくお願い申し上げます。

劇団クリエ プロデューサー 上原久栄

投稿者 上原久栄 : 23:15 | コメント (0) | トラックバック