2009年07月31日
 ■  ダメ出しノート②

28日、29日と、子供役の子供たちは(他にネズミ役の子供たちがいます)クリエに泊まって、こども合宿なるものをやりました。


これは、2日目最後のダメ出しの場面です。
机が無いので、床にノートを置いていて、いろんなポーズが見受けられますが・・・・



それぞれが、ダメを出されたことをノートに書いていきます。

そして、さらに、自分が感じたことや、自ら課題にするべきことを大きな文字で書いて、カラーペンで囲ったりしています。
こうして、子供のころから向上心を持って何かに臨むことは、とても大切だと思うのです。


上写真は、Iさんのノートです。
自分の課題を大きくカラーペンで書いてあります。
その下には、合宿の日付。
マーノという自分が演じる役の子について、自分でまとめたものが、右側に書いてあります。
合宿の稽古を始める前に、それぞれ自分が演じる役についてまとめて、発表しました。台本から感じること、自分で設定したことなど、いろいろです。
それを元に、この合宿で役を作り込んでいきました。


2日間、本当に集中して、いい稽古が出来ました。
各場面、ナンバー共、格段に良くなりました。
M4(4曲目のナンバー)などは、違う曲になったのかと思うくらい、良くなりました。

今年の稽古で特に感じるのは、滑舌(かつぜつ)が、飛躍的に良くなったことです。
口を大きく開けること、はっきりしゃべること、これらは、すぐに出来るものではなく、日常の努力が必要です。

理解すること、感じること、考えること、そして、表現すること、すべてが、確実に向上しています。
最後の通し稽古がとても楽しみになりました。

本番も、きっと、きっと、いい舞台になると思います。
みなさん、楽しみにしていてくださいね。

投稿者 上原久栄 : 23:58 | コメント (2) | トラックバック
2009年07月30日
 ■  ダメ出しノート&キューシート



これは、子供たちが持っている「ダメ出しノート」です。
クリエイティブスタッフから注意されたことだけでなく、自分に対する自らの課題や、たち位置、転換の段取りなど、実に沢山のことが書いてあります。


こうして、具体的に文字にすることで、雑然と頭に入っていることが整理され、課題や注意点、やるべきことなどを明確にすることが出来るのです。
たとえ子供であっても、一人一人が問題意識や向上心を持って稽古に臨むことは、とても良いことです。


下の写真は、こどもたちがダメ出しノートで盛り上がっている所に差し出された音響のキューシートです。
こちらも作業を整理した大切なものです。



上の様な文字がずーっと並んでいます。
音が鳴り始まってから終了まで、キューの数は64もあります。
そして、これ以外に、その場に応じた微妙なフェーダーの操作があります。
舞台上を見ながら、少しずつ少しずつ上げていく ― それは、手先と心が一つになった、本当にデリケートな作業なのです。

書くことによって得られることは、沢山あります。
いいい舞台にするには、書くことが出来ない、感じる作業も沢山あるのですね。
役者も、テクニカルスタッフも。

投稿者 上原久栄 : 23:58 | コメント (0) | トラックバック
2009年07月25日
 ■  つくばワークショップ 幼児クラス始まる

つくばで幼児クラスが始まりました。
2回目のレッスンに、私も参加しました。
「お菓子の国 Sweet land」という歌を歌いました。
これはクリエ音楽教室のオリジナルの歌なのですが、楽しい歌なので、前回はこれを歌いました。

この歌の絵を、参加しているお友だちが描いて持って来てくれました。

ドアはチョコレート。周りにあるのは草もち。
屋根にはクリームがのっていて、おだんごがささっています。
右にあるのは、ペロペロキャンディの「木」だそうです。

何てかわいくて、夢があるのでしょう!!
これを、大人が壊さないようにしなければ。


もう20年以上も前の話ですが、小さな音楽教室を始める時に「子供たちが音楽が好きになるようなレッスンをしたい。」と私が言うと、「子供はみんな音楽が好きなんだ。大人がそれを嫌いにする。」と返されました。
私に、リトミックを学ぶ様、強く勧めてくれたS氏です。
以来「子供はみんな音楽が好きなのです。それをどう守り、育てるかが大人に課せられた課題です。」という思いで、子供たちと接して来ました。でも、これは、時々意識して思い出さないと、忘れるのです。
今日は、かわいい絵を見て、ちょっと久々に思い出しました。

投稿者 上原久栄 : 22:51 | コメント (0) | トラックバック
2009年07月21日
 ■  ウェッチの誕生日

7月22日はウェッチの誕生日です。
ウィッチではなく、ウェッチです。

プロデューサーの上原は、ウェッチと呼ばれています。
ウェッチと呼ばれるウィッチ(魔女)なのです。
魔女は3年に1歳ずつ歳をとります。今年はその3年に一度の歳をとる年なのです。

20日のミーティングの後、劇団員から祝福を受けました。
その時戴いたお花と、チョーカーです。


涼しげな花



ジャンブリーニ国の花



チョーカーの裏は妖精メゲ

良く見ると、ガラスにメゲが・・・・・
メゲは、今回のお芝居の登場人物の一人です。
どんな人物かって?
それは、公演を観てのお楽しみです。

お礼の言葉として、このメゲについて話をしました。
誕生日があるということは、とても尊いことなのです。
私が生きて、ここにいる、ということなのですから。
話を聞いてくれているメンバーの目には涙が・・・・

皆さん、是非、公演を見にいらしてください。
メゲが、このものがたりに登場する意味がきっとわかりますよ。

投稿者 上原久栄 : 22:25 | コメント (0) | トラックバック
2009年07月20日
 ■  For you With you

この言葉は、初稿の台本に書かれているサブタイトルです。

M12の後半の歌詞をご紹介しましょう。


♪どんなに 辛い時でも 夢をくれる それが仲間さ
 どんなに 悲しい時でも 希望くれる それが仲間さ

 一人ぼっちで生きてるなんて思わないで
 歩いていこう 君も一緒に
 歩いていこう 僕らと一緒に

 君に差し伸べられた この手のぬくもり
 どうか 感じて欲しい そして心開いて


「私は生まれた時から一人ぼっちなんだ」という魔女ウィッチに皆が歌いかけるのです。

このシーンで、目にいっぱい涙を浮かべて歌っている子がいる。
N小学校6年のIさんだ。
Iさんのクラスには、自閉症のクラスメイトがいる。
彼女はいつもその友達を心にかけている優しい子だ。
時々、クラスの様子など話してくれる。心無いことをしたり言ったりする他のクラスメイトに対して、その度に心を痛めている。

Iさんが、心からウィッチに歌いかける姿を見て、胸が締め付けられてしまいました。
感じやすいということは、人一倍辛いこともきっと多いはずです。
それを「表現」という形で昇華したり、スタッフや、他の大人たちとも話をすることが出来るクリエがあって良かったなあ、とも思いました。

このものがたりに登場する子供たちは、ジャンブリーニ国を冒険していく中で、この「For you With you」を、感じ、学びます。そして最後には散々悪さをしたウィッチに対してさえ、この気持ちを歌いかけます。
実際の生活の中でも、沢山感じてくれたら嬉しいと思っています。

どんなに上手に演じられても、歌えても、踊れても、それだけでは表現ではないのです。
自分の心で感じたことを形にして初めて「表現」になるのです。

むしろ、感じたことを第三者に伝えるために、表現手段として、演技や歌やダンスがあるのですね。

投稿者 上原久栄 : 22:43 | コメント (0) | トラックバック
2009年07月19日
 ■  合宿~スタッフ稽古見

ひたちなかはいよいよ公演に向けて、稽古が大詰めになってきました。

先週は合宿、今週は、土曜日は芝居の固め、そして、今日は午前中が塩塚さんの歌のレッスン、午後はM1を中心に固め、転換稽古、夜はスタッフさんの稽古見と、盛り沢山でした。

今日は、とてもいい通し稽古になったと思います。
合宿からのこの2週間で、みんなとても伸びたと思います。

合宿は、常陸太田市の西山研修所という所で、毎回やっています。
写真の様な古い建物です。こんな建物を、修理しながら使っていることは、とても良いことですよね。山の頂上にあり、ムササビ君が毎日飛ぶらしい。

公演成功のための合宿なので、遊びやイベントなどはありません。ゲームやおもちゃも持ち込みしないことになっています。
ただひたすら稽古あるのみです。
そんな中、唯一「花火」は、恒例のイベントです。
今回もやりました!!
最後は、線香花火の長持ち大会?!
ネズミ役のR君が優勝です。
パパは、「息子に負けちゃった!」と残念
そうでした。

そして、もう一つの楽しみは「ご飯」
緊張した稽古場とは、打って変わって、みんな楽しそうです。

合宿で、やっとすべてのナンバーが上がり、今週は、芝居の固めに時間をかけることができました。

塩塚さんのレッスンも、とても有意義でした。
声帯の仕組みや、声の当て方など、丁寧にレッスンして戴きました。



メンバーの集中力、一生懸命さ、伸びの大きさには本当に驚かされます。


卓爺(昨年の金色の爺様役)が、今日の通し稽古を観てくれました。
「クリエのメンバーであることに誇りを持って」とメッセージを戴きました。
私たちスタッフは、「沢山の方々の支えがあって、こうして活動できることに感謝しよう」と、いつも言っています。
「誇りを持つこと」もとても大切なことの一つなのですよね。
誇りや自信は、確かな表現力となり、お客様に伝える力になって行くはずですね。

今回も沢山のメッセージが、セリフの一つ一つに込められています。
それが伝えられる、いい舞台になることを願っています。

投稿者 上原久栄 : 22:17 | コメント (0) | トラックバック
2009年07月10日
 ■  一人一人が前向きに

夜8時過ぎのクリエのスタジオ。
一人で音をかけ、鏡を見ながら、黙々と踊っている人がいる。
今回、初めて参加するS君だ。

舞台に立てば、ベテランも初心者もない。
そういう意味では、初参加の時は大変かもしれない。
少しでもみんなに追いつきたいと、汗を流している姿は、見ていて気持ちがいい。

いえいえ、子供たちだって、負けてはいませんよ。
それぞれ、家で、よく練習している話を聞く。
Sちゃんは、見る度にダンスがかっこよくなっている。M君は、とても大きな声がでるようになってきて、セリフもどんどん上達している。名前が挙がらない人だって、それぞれ頑張っています。全体が日々レベルアップしているのです。
今年5年目のベテラン子役、Kちゃんは、今年は、「今までとは違う自分」を自認しているらしい。
今回は、今まで以上に、一人一人の意識が高く、稽古場でもそれを非常に感じます。

いよいよ公演まで1ヶ月を切りました。
これから、詰めの稽古になっていきます。
どれだけ深く作品と向き合えるか、自分の役を作り込めるか、楽しみです。

投稿者 上原久栄 : 22:29 | コメント (0) | トラックバック
2009年07月08日
 ■  つくばワークショップ 始まる

7月5日から、つくばでのレッスンが始まりました。

5日の初日は、3歳から、大学生や社会人まで、30人近くが参加してくれました。
2006年12月の初回のレッスンから参加している人から、今回が初めてという人まで、経験も様々です。

実は、これだけ幅広い方々に「来て良かった」と、感じて戴けるように、と、思って、レッスンするには、何かと工夫や、心配りが必要です。その場で、様子を見ながら進めていくことも、時には必要になります。

次の公演に向けての稽古が始まるまで、暫くワークショップ形式のレッスンが続きます。
少しずつの積み重ねが、大きな力になっていきます。
時々の参加も歓迎ですが、出来れば、みなさん、継続して参加してくださいね。

ワークショップには、作品作りとは違った可能性が色々あると思います。
取り上げて欲しいことや、何かご要望などありましたら、指導スタッフに直接話をするか、お問い合わせフォームからメールでお知らせください。

久々のストレッチ。

投稿者 上原久栄 : 22:00 | コメント (0) | トラックバック
2009年07月06日
 ■  お皿の絵付け

ひたちなか公演の時に、ロビーでTシャツと一緒にお皿も販売する予定です。
この週末、その絵付け作業をしています。

これは、陶芸家の勝田笑美さんが作ってくれるお皿に、なっちゃんが一点、一点、描いています。
絵が全部少しずつ違うのです。
まだ、素焼きの段階です。
出来上がりが楽しみですね!!

1枚¥1,500で販売します。
数に限りがありますので、欲しい方は、お問い合わせフォームからお申し込みください。公演当日お渡しいたします。


勝田笑美さんの工房は、のんびりぼっこ広場という広場の中にあります。
先日、遊びに行ってきました。
涸沼のほとりのゆったりしたスペースに、陶芸、木工、鉄、ガラスの工房があります。
広場の中にある「蔦」というお店では、これらの工房で制作している作品の販売もしています。

お邪魔していた、ちょっとの時間にも、雉(キジ)が遊びに来たり、野うさぎらしきものが通ったり・・・・・

みなさんも、是非、遊びに行ってみてください。

投稿者 上原久栄 : 22:45 | コメント (0) | トラックバック
2009年07月03日
 ■  「ワクワク」という魔法の言葉

ご無沙汰しております,ジャックです。

最近興味深い話を耳にしました。
経営者のための能力開発セミナーで,ある有名な先生がこんなことを言ったというのです。
「社員の能力を引き出すキーワード,それは『ワクワク』させること」

うーーん,想像してしまいますね。
大勢の,いわゆる「社長さん」を前に,偉い先生が真面目に「ワクワクしよう!」と「講義」する姿。
そしてその時,一人の受講生の頭に浮かんだのは・・・

♪ここにいるだけでワクワク
♪何かが起きそうワクワク

という,ジャンブリーニ M4 のフレーズだったそうな。

「ワクワク」という言葉,「ジャンブリーニ」の中では,悪い魔法を解く,大切な呪文です。魔女は「ジャンブリーニ国」の「時間」を,邪悪な魔法によって止めてしまいます。しかし,この国に偶然迷い込んだ子ども達が,そのピュアな心で「ワクワク」と唱えることによって魔法が解け,「ジャンブリーニ国」の人達が,生き生きと歌い,踊り始めるのです。

この「ワクワク」という呪文,実は,私たちが生活するこの世界でも,重要なのです。

それは・・・

人が活き活きと働くための魔法の呪文,
自分が自分らしく,自分の時間を生きるための呪文,
新しいことにチャレンジする意欲を産み出す呪文,
人と人とが手を取り合い,団結するための呪文,
etc.

こう考えてみると,クリエの脚本は,とっても奥が深いですね。
子ども達が大きくなったとき,心の中にたくさんの宝石のような言葉が残っていることでしょう。

そして,私はいつも感じます。
クリエはいつも,クリエそのものが「ワクワク」なのだと。
日常生活とは異なる,「芝居」という世界。
本当の自分とは異なる「役」になるということ。
歌やダンスがふんだんに盛り込まれた「ミュージカル」独特の,不思議なエネルギー。

そして,新しいことに挑戦する「ドキドキ」感。

そう,クリエはいつも,ワクワク,ドキドキ。

これが,「クリエという不思議な空間」なのかもしれません。

投稿者 ジャック : 22:26 | コメント (0) | トラックバック