皆様、大変ご無沙汰しております。ジャックです。えっ、ブログはもう終わってしまったと思った?って… 大変、失礼しました。ひたちなか公演が終わり、大変遅くなりましたが、ちょっとブログを書かせていただきました。
☆ 多くの人たちへの感謝
遅ればせながら… 多くの方々の支えにより、おかげさまで第16回ひたちなか公演「風のコンチェルト」が幕をおろしました(つくば公演まで20日を切りました…)。稽古場を提供してくださった方々、チラシを店頭に出してくださった方々、広告掲載にご協力くださった方々、取材をしてくださった方々、会場で温かい拍手を送ってくださった方々、「良かったよ、これからも頑張ってね」と声をかけてくださった方々、会場に足を運ぶことはできなかったけれど応援してくださった多くの方々、本当にありがとうございました。私達も、正直、苦しい状況も多々ありましたが、皆様から「劇団クリエ」に対する熱い思いを頂き、私達はこのうえない喜びを感じました。
☆ 「風のコンチェルト」から感じるもの…
感じるものを語り始めるときりがないので、舞台演出と役者にスポットをあて私の感想を一言ずつ述べておきます。
最初は、「舞台」に関して…。劇団クリエの作品の魅力は、何と言っても上原先生の脚本・後藤さん(ちあにぃ)の音楽・成瀬さん(あかり組)の照明のコラボレーションです。3人がそれぞれの魅力を出し切り、それをコラボレートさせます。私にはよく分かりませんが、3人がお互いの役割を尊敬し合い、そして最大のものを引き出しているように感じます。さらに、梅原さんと西林さんの振付したダンスが加わり、私達のそして観客の目や耳、心を十分に楽しませてくれました。そのなかでも、当日、成瀬さんの照明が、舞台に命を吹き込んだように私には感じました。特に私が感激したのは、「風のコンチェルト」のシンボルとなっている牧場にある古い大きな木の演出です。ステージの上から降りた白い透き通る布に、照明の色が入り、古い大きな木が幾重にも表情を変えていきます。場面により、主人公のニースの心を映し出すかのように、その姿を変え、とにかく美しく、圧巻でした。
今回の舞台に命を吹き込んだのは、演出だけではありません。役者たちの活躍も光っていたと思います。現実と重なり合う問題に対し、自分の中で試行錯誤しながらセリフを発していた中・高生が演じた女の子達…。母親としての自分の子育てや先生としての生徒達への接し方を振り返りながら演じていた母親達…。自然のもつやさしさやエネルギーを十分に表現していた葉っぱの精や風の精達…。大人の心の中に潜んでいるもう一人の自分を感じながら演じていた魔界厄介達…。今の世の中で子ども達が忘れがちな自然と遊ぶことの魅力を会場に伝えてくれた男の子達…。幸せの形を改めて考えさせてくれたロン・パフ夫婦…。そして、主人公のニースにそして私達に、生きていくことに自信を持たせてくれた木の精…。それぞれの役者が、本番の舞台上で自分の「役」を忘れるほどに「役」と一体になり、会場にメッセージを送っていました。
この公演を通し、足を運んでくださった方々が、役に成り切って演じた役者達が、そして役者の親達が、それぞれの生き方を問い直すきっかけとなったと感じています。「生きてるって楽しいね」… 「風コン」が私に残してくれた大切な宝物です。
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コメント
皆様、本当にありがとうございました。
「生きてるって楽しいねって」M3の最後の歌詞です。この作品はこの曲のこの歌詞で終わります。
「生きてる」ことの大切さ、重さ、素晴らしさがこの歌詞の中に込められています。
「生きてる」ことは他の生命の犠牲の上にあります。もっと生きたい、生きてみたい、そんな思いの中、亡くなっていった多くの生命もあります。それらに気づき、より深く考えることで、「生きている」ことが、より大切になるに違いありません。
大変忙しい中ブログを担当してくださったジャックさん、ありがとうございました。多くの方が「風のコンチェルト」を数倍楽しめたのではないでしょうか。読んでくださった皆様もありがとうございました。そして、この作品に関わってくださったすべての皆様、ご支援くださった皆様ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
今回、舞台ならではの表現の可能性に、改めて驚き、感動しました。それは、書物、映画、アニメ、絵画など、他の表現手段では表せないものです。舞台という空間での、一期一会の表現と言ったら良いのでしょうか。照明家の成瀬一裕氏に「この野郎!」という最大級の褒め言葉と感謝の意を表したいと思います。これでまた、舞台創りの魅力に更にハマりそうです。
つくば公演まであと僅かです。ブログもつくば公演に関わっているキャシーさんにバトンタッチされます。どうぞお楽しみに。
投稿者 上原です。 : 2007年09月19日 04:00