2007年07月25日
 ■  「登場人物・場面の紹介」

○魔界厄介もういい界(通称マカイ)
この物語の悪役集団。大人たちの心の中に棲む怪しい生き物。でも、実は、私達の心の中にも潜んでいる生き物かもしれません。彼らの大好物は、「本質を見失っている大人たちの心」。彼らの大の苦手は、人の「良心」や「本質」。超個性的なキャラクター達。役者それぞれの「素材」が生きてます!!彼らの名誉のために言っておきますが、「地」でやっている、というのではなく、彼らだからこそ「演じる」ことができるキャラなのです。衣裳は・・・全身タイツ・・・彼らのメイクは・・・!?「赤毛のアン」をおもわせるのどかな牧場・・・とは対照的な、もう一つの舞台。


○母親達
ニースやその友達の母親達。こちらもなかなか個性派揃い。お茶を飲みながら井戸端会議。私達の日常でもよく見られる光景・・・ファッションや子供の教育のことで話しが盛り上がる。子どものために・・・と思っていることが、実は自分の保身のためであったり、世間体であったり・・・ 親として、子ども達に何ができるか・・・少しずつ気付いていく大人たちの心の動きを感じてください。


○女の子達
義務教育最終学年のニースは、進学を前に悩んでいます。同じ境遇の同級生、少し年下の友人らと語り合います。少女から大人へ、思春期を迎えた子ども達が抱える問題は、いつの時代も同じ。両親との葛藤、将来への不安・・・現実の生活の中でも、彼女達はこの問題を抱えているに違いありません。彼女達の発する「ねぇ、勉強って何のためにやるの?」「自分が本当にやりたいことって何かなぁ?」「どうして女学校行くのかなぁ?」のテーマを、劇団の中学生・高校生だけでなく、当日、足を運んでくれる中学生・高校生にもぜひ考えていただきたいです。実は、これは私自身、ずっと考えてきたテーマで、最近その答えが見つかりました。物語の中でニースは、風の精たちに励まされ、自分を乗り越えていきます。「風のコンチェルト」の幕が降りた後、彼女達は両親にどんな言葉をかけるのでしょうか。


○ロンおじさん&パフおばさんの家庭
なぜかとてもあたたかみのある家庭。ロンおじさんの牧場、そしてロンおじさんとパフおばさんの家庭でニースの心は癒され、勇気付けられる。この家庭を創るため、稽古場でも、稽古場の外でも言葉を交わし、心を交し合う役者達の姿。なかなか家族全員が揃って稽古が出来ない中で、パフおばさんは家族役の役者達に心を配ります。ニースは、この家庭の中に「幸せ」の形の一つを見出します。


投稿者 ジャック : 23:48 | コメント (1) | トラックバック